木造戸建ての大規模リフォームが建築確認手続きの対象

さてさて、国土交通省より下記の内容が発表されましたよ！

難しいと読む気が失せますよね
ちょっとフレンドリーな感じでお話をさせていただきますね！笑
 
うちの家のリフォームも「確認」が必要になるの？！

2025年4月から家のルールが変わるんです！

皆様の建物 古くなったり もっと生活を便利にしたくなったら、リフォームを考えたりしませんか？
壁の色を変えたり キッチンを新しくしたり…って
しかし「建築確認（けんちくかくにん）」っていうちょっと特別な手続きが必要になることがあります

「建築確認って何？」って思いますよね
これは簡単に言うと家を建てたり 今ある家を大きく変えたりするときに、
「この工事は国が決めた安全ルールに合ってるかな？」って役所や専門の機関にチェックしてもらうことです
チェックしてOKが出ないと工事を進められない大切な手続きです

そして2025年4月からは これまで必要なかった木造の一戸建て
しかもけっこう大きなリフォームをする場合にもこの「建築確認」が必要になるケースが増えることになりました

今まで、木造2階建ての家や 小さな平屋（床の面積が合わせて200平方メートルより小さい家）は
 

「4号建築物（よんごうけんちくぶつ）」っていう特別なグループに入っていて
大きなリフォームをするときでも 建築確認の審査が「ちょっと省略される」っていう特別なルールがありました
これを「4号特例（よんごうとくれい）」といいます

でも、最近日本は地震が多く 地球温暖化を防ぐために「省エネの家」を増やしていこうという動きも世界中で進んおり そこでもっと安全で 環境にも優しい家を増やすために 国が家の建て方や直し方のルールを見直すことになりました

その結果「4号特例」が少し厳しくなり 今まで審査が省略されていた家でも
これからはちゃんと「建築確認」の手続きをしないといけなくなりました

2025年4月からは 主に下記の内容の家が建築確認のチェックが必要になります

◎木造の2階建ての家

床の面積が合わせて200平方メートル（約60坪）を超える平屋の家
 

じゃあ、「大規模なリフォーム」って具体的にどんな工事かといいますと

家の「主要な部分」（家を支えている大事な部分）を大きく変える工事のことです

・
壁・柱・床・梁（はり：屋根や床を支える太い材） 屋根・階段のうち どれか一つでも「半分以上」を大きく変える工事
例えるなら 家の外壁を全部張り替えたり 古くなった階段をまるごと新しいものに架け替えたり 床を半分以上張り替えたりするような工事です

 

・増築（ぞうちく）家を広くする工事で 10平方メートル（約6畳）を超える場合
 

ただし 火事が広がるのを防ぐための地域（「防火地域（ぼうかちいき）」や「準防火地域（じゅんぼうかちいき）」）では たとえ1平方メートルでも増築したら確認申請が必要になります

全部のリフォームが対象になるわけじゃありません

例えば 壁紙を張り替えたり トイレやお風呂を新しいものに交換したりするだけなら
建築確認は基本的にいりません

 

建築確認が必要になってきますと
専門家（建築士さん）に相談することが増えます
家を直す専門家である建築士さんに家の図面や どこをどう直すかの計画をしっかり見てもらい
「このリフォームは安全で、ルール通りに進められます」っていう承諾をもらう必要が出てきます
 建築確認の手続きには 必要な書類を準備したり 役所の審査を待ったりする時間 手数料がかかることもあります
しっかり建築士さんがチェックしてくれることで 地震にさらに強くなったり エネルギーの無駄をなくす「省エネ」の性能が高くなったりとより安全で快適に暮らせる家になるメリットもたくさんあります

参考にした情報はこちら